『アステリズム』












 チョット古めの一軒屋。
 縁側に座り込みながら、ナナリーは膝の上に猫のアーサーを乗せて寛いでいた。隣には湯呑みが置かれ、ほうじ茶の香ばしい匂いが漂っている。
 ぼんやりと空を眺め、時折アーサーの背中を撫で付ける。何度もそれを繰り返しながらナナリーは幸せそうに微笑んだ。
 後ろからパタパタとスリッパの鳴る音が響いてきて、ゆっくりと振り向く。


「ナナリー、すまないが庭からシソを取ってくれないか?」


 ひょっこりと縁側に顔を出したのは、兄のルルーシュだ。白いエプロンを身につけ、片手にはお玉を持っている。


「ハイ、お兄様」


 そう返事を返すと、縁側の下に置きっぱなしのサンダルに足を通して、ナナリーはアーサーを抱き上げると庭に下りてシソを数枚抜いた。
 そのまま縁側にアーサーを下ろして自分も中に入る。足元でじゃれるアーサーに笑いながら、ナナリーは真っ直ぐに台所に顔を出した。


「お兄様、五枚とりましたよ?」


 そう言って差し出せば、シンクで包丁を振るっていたルルーシュが手を止めて振り返る。


「ありがとうナナリー。手が空いてるなら、そこのボウルのサラダを味付けしてくれないか?」

「いいんですか?」

「あぁ、ナナリーは料理の才能あるからな」


 あいつらだったら頼めない、と言ってルルーシュは笑みを浮かべてナナリーを見つめた。足元でアーサーが可愛い声で同意するかの様に鳴く。


「ほら、アーサーもそうだって言ってるよ」

「本当ですか、アーサー?」


 クスクスと笑みを零してナナリーがアーサーに向かってしゃがみ込んだ、その時。劈くような悲鳴が家中に響いた。


「嗚呼あぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!」


 ルルーシュもナナリーもピタリと動きを止める。そうしてからゆっくりと顔を上げて、ナナリーはルルーシュへと視線を向けた。またかと言いたげな表情でルルーシュは苦笑している。


「ナナリー、様子を見てきてくれないか?」

「分かりました、お兄様」


 そう呟いて、ナナリーは膝を伸ばすとアーサーを連れたまま台所を出る。廊下に回り、居間の隣にある和室に顔を出した。


「ゼロお兄様…?」


 ナナリーから見えるのは、テーブルに向かっている背中だけだ。ワナワナと身体を震わせて、言葉も無く座り込んでいる。肩が落ちているのは気のせいではないだろう。


「ゼロお兄様、どうしたんですか?」


 部屋に入り、テーブルの横に膝を着く。そうすれば、置いたパソコンの前で震える兄ゼロの、互い違いの瞳が潤んでいるのが見えた。


「な、ナナリィ…」


 ジンワリと、赤と紫の瞳に透明な膜が張る。その顔はルルーシュと全く同じだ。


「タイミングを計り間違えて………っっ!」


 そう呟くと顔色を真っ青にして震え始める。


「お兄様、大丈夫ですか?」

「ナナリーっ!」


 ヒシ、とナナリーに抱きついて涙を零すゼロの背中を、ナナリーは宥めるように撫で付ける。


「ちなみにどれ位の損失を出したんですか?」

「…怖いから計算したくない……」


 つい興味が先走って問いかけた言葉に、嫌々と首を振ってくぐもった声を漏らしゼロは現実逃避を始めた様だった。らしくなく落ち込む兄に、ナナリーが溜息を漏らしたその時、廊下と部屋を遮る引き戸がスパンと音を立てて開く。


「それくらい、どうしたと言うんだゼロ!」


 余りに心地いい響きに、ゼロは驚いたのか涙を滲ませながら背後を振り返る。そこに立っていたのは、エプロンをつけたままのルルーシュだった。話を立ち聞きしていたのだろう、仕方がないとばかりに鼻を鳴らしてから二人の傍まで歩み寄る。
 二人の相貌が見つめあった。


「らしくないな、ゼロ」

「ルルーシュ…」

「その位、また直ぐに取り返せるだろう…?」


 ニッコリと笑うその微笑は優しい、が。


「結構シビアだな、ルルーシュ…」


 取り返せというあたり、優しくはない兄にゼロはそっと涙した。兄のお玉を握る手の力が増したのを見て、更に落ち込む。


「蓄えがあるに越したことはないじゃないか!」

「それはそうだが…」


 少しは労わってくれても良いんじゃないかと、ゼロは少しだけ打ちひしがれる様に項垂れた。その背中を優しく摩り、ナナリーは兄である双子の遣り取りに笑みを零す。
 そんな中、玄関の扉が開く音が響いた。


「「ただいま」」


 二つの重なった声が玄関から届く。ナナリーは座り込んでいるゼロの背中を促して立ち上がると、三人で玄関へと向かった。その先では、同じ相貌の二人が並んで靴を脱いでいるところだった。
 三人の姿を見止めて、二人は口々に呟く。


「ねぇ、またゼロが叫んでなかった? 外まで聞こえてたよ」

「近所迷惑になるから止めろって言ってるのに」


 一人はオレンジの軍服を纏い、もう一人は真っ白の独特な騎士服を身に纏っている。それでもその姿形は全く同じだ。二人を前に、ナナリーはニッコリと笑う。


「おかえりなさい、スゥさん、クゥさん」

「「ただいま、ナナリー」」


 揃って返事を返す二人から、ナナリーはそれぞれ差し出してくる軍帽とマントを受け取った。それを大事そうに抱きしめて居間へと踵を返す。そうすれば、玄関で四人の交わす会話が背中に聞こえてきた。


「煩くて悪かったな」

「縁側を開けっ放してたからな、外まで声が響いてしまったか…」


 外壁をもう少し防音にした方が良いだろうか、と呟くルルーシュに違うよと答えたのは兄のスザクだ。


「そういう問題じゃないからルルーシュ」

「…違うのか? ならどういう意味なんだ、スゥ?」


 首を傾げるルルーシュの隣で、スゥと呼ばれたスザクは溜息を吐いている。


「ゼロが気をつければ良い話だろう? 何度も言われてるんだから、君は少し気をつけるべきだ」


 そう固めの口調でゼロに話すのは弟のスザクの方だ。


「不意の事態に叫ばずにいられる方が可笑しい。クゥだって何時だったか風呂場で叫んでたじゃないか」


 アレはどういう事だと、きっとゼロは背筋を反り返らせてスザクに向かって話している。その様子が簡単に想像できて、ナナリーは話しを聞きながらクスリと忍び笑いを漏らした。


「アレは君が置き忘れた石鹸に躓いたんだよ……。ていうか、洗い場に石鹸置きっぱなしで忘れるのもいい加減にしたらどうだい?」

「忘れたんじゃない、見えないんだ」


 気付いたなら直せば良いだろう、と超近眼なゼロは当たり前の様に呟いている。普段はコンタクトをつけているので見えるが、外してしまえば手元すら怪しい程の視力の無さなのだ。歩きながらそんな会話を続けるのを聞きつつ、ナナリーは居間に到着すると鴨居に取り付けてあるフックに手に持った帽子とマントを整えつつ掛ける。
 綺麗に手で表面を払えば、到着した四人がその様子を見て笑みを浮かべているのに気付いてナナリーも笑った。
 何時もの日常に、知らず笑みが零れる。それは五人がこの家に越して来てから毎日の、日常の1コマだ。


「ナナリー、手伝ってくれるか?」


 ルルーシュがそう笑いながら、居間の向かいにあるキッチンへと戻る。晩御飯の調理の途中だった事を思い出して、ナナリーは頷いてからルルーシュの後を追ってキッチンへと向かった。廊下ですれ違ったアーサーが、うなぁんと鳴く。


「アーサー、お腹空いたのかい?」


 アーサーに問いかける声を聞きながら、ナナリーはコンロの前でフライパンを振るうルルーシュの背中を見つつ、任された仕事に手を付けていく。
 ボウルに山盛りにされたレタスとルッコラにドレッシングと塩コショウを合わせて、掻き混ぜ全体にドレッシングを塗す。次は、隣に置かれたボウルの中にある茹でたポテトをスプーンで潰し始めた。
 細かく切り分けて茹でられたポテトは、スプーンでも容易く潰せる様に工夫がしてある。兄の心遣いに感謝しつつ、ナナリーは塩コショウにマヨネーズを入れて、途中途中で味見しながら味を調えていく。
 そうしてナナリーがサラダを作っている間に、ルルーシュはメインの調理が済んだのか人数分の皿に生姜焼きを乗せ始める。皿に敷かれたキャベツの上に見栄え良く乗せていく作業を見守って、ナナリーはボウルの脇に準備されていた大皿にレタスを盛り付け、その上にポテトサラダを乗せていく。最後にパラパラとクルトンを降りかけて、ナナリーの担当は終了だ。ヨシ、と顔を上げれば見守っていたルルーシュと視線が合う。


「綺麗に出来たなナナリー。運んでくれるか?」


 そう言ってルルーシュはナナリーの頭を軽く撫で付けて、シンクで洗物を片付け始めた。そんな兄にナナリーは背中を向けて、一つ一つの皿を居間のテーブルへと運ぶ。スザク達は着替えに部屋に向かったのだろう、居間にはゼロが独りで座り、縁側から庭を眺めていた。以前ならば手伝うと口煩かったのだが、リハビリなのだと何度も何度も心配だと顔を顰めるゼロやルルーシュにスザク達へと繰り返して、漸く今の平穏を手に入れた。今では、スザク達も静かに見守ってくれている。時々、ほんの時々躓いたりすると、背後から盛大に息を呑む音が四つも聞こえてくるのには、今でも苦笑するしかないが。
 アーサーを膝に乗せて 夕暮れを見つめるゼロを横目に見つつ、ナナリーは人数分の皿と茶碗をトレイに乗せて数回往復しながらテーブルの上へと運んだ。最後に、水の入ったグラスとピッチャーをトレイに載せる。


「よし、これで準備は良いな」


 そう呟くルルーシュの手には、炊飯器が抱えられている。後は皆が食卓につくだけだ。
 トレイを手に台所を出ると、廊下でスザク達と鉢合わせた。


「ご飯の準備出来たの?」

「今日のおかずは何?」


 白いシャツにスラックスを着たスザク達は、一目では区別がつかない。それでもどちらが兄で弟か、慣れている三人には見分ける事など造作なかった。


「今日はしょうが焼きだ、文句は言うなよスゥ」

「言わないよ、美味しいもの」


 ルルーシュから炊飯器を奪いつつ、スゥはルルーシュと一緒に居間へと足を向ける。ナナリーは隣に立ったクゥが、トレイを奪いたそうに出した腕を見てクスリと笑った。


「クゥさん、大丈夫ですからクゥさんは座って下さい」

「……うん、分かった」


 苦笑するクゥを促して、ナナリーも居間に入ると自分の席へと座った。トレイから順に水のコップを置いて、ピッチャーを邪魔にならない端に置く。トレイをテーブルの下へと隠して再度腰を降ろせば、目の前にはご飯の盛られた茶碗が回ってきた。
 そうして準備が整ったタイミングで、五人は揃って声を上げる。


「「「「「いただきます」」」」」


 両手を合わせて、ありがとうの意味を込めて呟くと、五人はそれぞれ箸を持ち上げた。
 初めにサラダに手を付けたクゥが、全員分取りわけながら一つずつ手渡していく。それを受け取って、ルルーシュはその皿を隣のゼロへと渡しつつクゥへと声をかけた。


「今日のサラダはナナリーが味付けしてくれたんだ」

「そうなのナナリー?」


 取り分けた皿をまたルルーシュへと渡して、クゥは顔を輝かせた。うんうんと頷くルルーシュを尻目に、ナナリーはくすぐったい気持ちで、ゼロから手渡された皿を受け取りながら頷く。


「お兄様みたいに上手には出来なかったのですが…」

「そんな事ないよナナリー、美味しいに決まってるよ」


 皿を弟から手渡されたスゥが、隣に座るナナリーへと顔を向けて真面目きった表情で呟くものだから、ナナリーは苦笑するしかない。クゥの向かい側に座るゼロは当たり前だと言いたげに深く頷いている。


「美味しいよナナリー、ルルーシュのと違ってスパイスが効いてるね」

「薄味で悪かったな?」


 自分の分を取り分けて早速口にしたスゥの声に、間髪居れずにルルーシュが合いの手を入れる。慌ててそうじゃなくてと弁解するスザクの声に、被さる様にクゥが呟いた。


「ポテトサラダは薄味なんだね。だからレタスの方にスパイス多くしたの?」


 首を傾げて問いかけてくるクゥに、ナナリーは判ってもらえたのが嬉しくて顔を綻ばせる。


「はい、一緒に食べるならその方がいいと思って」


 確かお兄様も、サラダを二種類にする時はそうしていた筈、と。ナナリーは笑って告げる。その言葉に、ルルーシュは嬉しそうに笑みを返した。


「良く知ってたねナナリー」

「丁度いいよナナリー、凄く美味しい」


 ルルーシュとゼロがそう呟いて、ナナリーを見つめる。優しい眼差しに、ナナリーは嬉しくて笑みを深めた。
 そうして自分も食事を始めようと、目の前の皿に視線を落とす。
 サラダにしょうが焼き、みょうがとシソと卵の味噌汁。和食のレパートリーが益々増える兄の手料理は、口にしただけで幸せになれる。


「ねぇ、このみょうがとシソって庭で取れたヤツじゃない?」


 味噌汁を口にしながら、クゥが呟く。この家を買い取った時、以前の家主が植えていたのか庭にシソにミョウガ、その他にも花以外に様々なものが植えられていた。


「あぁ、旬だしいいだろう?」


 そう返すルルーシュに、クゥは味噌汁を飲みながら頷いている。


「それ言ったら、生姜もそうなんじゃないの?」


 ゼロがプランターで育ててるじゃない、とスゥが生姜焼きを口にしながら呟いた。


「収穫に丁度よかったからな、適当に引っこ抜いた」


 ルルーシュが笑顔で返した言葉に、隣のゼロは慌ててルルーシュへと向き合う。


「適当に!?」


 嘘だろうと若干顔を青褪めながら叫んだゼロに、ルルーシュはクスクスと笑いながら堪える様に少しだけ顔を俯けた。


「嘘に決まってるだろう、ちゃんと選別して採ったから大丈夫だ」

「ルルーシュ……」


 呆然と呟くゼロを見て、スザク達もナナリーも笑う。
 笑い声が居間に響き渡り、温かな空気が五人を包みこんだ。










 ナナリーが兄である双子のルルーシュとゼロと共にこの国に来たのは、八年前。その当時、この日本と三人の母国であるブリタニアは開戦間近とも言われており、体のいい人質状態だった。
 それが、枢木首相の双子の息子であるスザク達と出会い、三人の運命は変わった。当時、ナナリーは視力と脚の自由を失っていたのだが、スザク達はナナリーや双子の兄に対してその手を躊躇うことなく差し出してくれた。
 日の光が見えないナナリーにとって、その当時スザク達の存在は太陽の様に感じられた。暗く湿った土蔵の中に、スザク達が持ち込んだ様々な品物が増えていく。ナナリーが不自由しないように敷かれたカーペットはスザク達の部屋にあったものだったと、最近になってナナリーは知った。ぶっきらぼうだけど優しい二人に、三人は心を許して行き、五人で過ごす日々は酷く大切な空間になっていた。そんな生活に変化が訪れたのは、夏が終わろうとしていた時だった。
 ブリタニアでクーデターが起こったと、枢木邸に来た義兄が教えてくれた。義兄と義姉達が、父親を廃嫡に追い込んだのだと。そして三人に、戻っておいでと伝えるために義兄は来たのだった。けれど三人はそれを拒んだ。
 そして、迎えに来たクロヴィスを介して、双子の兄のルルーシュが新しい皇帝となったシュナイゼルに連絡を取った。双子の弟のゼロは、コーネリアと連絡を取り話し合いを取り付けた。そうしてそんな遣り取りを続けた結果、詳細は分からないがブリタニアは永久中立国となり、三人は日本に残ることに成功したのだった。
 義兄達と枢木首相の協議で日本とブリタニアは同盟を組むことになり、そうして日本は武力を放棄するのと同時にブリタニアと同じ永久中立国となった。同盟を組んだ事で、日本にはブリタニア軍が駐在している。それが、義兄達が三人にブリタニアとの繋がりを絶たせない為に取った策だというコトは、ナナリーにも最近になって薄々と判ってきた。
 世界は動き、富士の山裾の枢木神社からスザク達が東京に移動しなければならない事になって、三人はスザク達の希望もあって一緒に移動した。その頃には漸くナナリーは視力を回復させ、段々とリハビリを重ね脚力も取り戻しつつあった。今では、時折力加減を間違えて躓くが、不自由なく歩けるまでに回復した。一歩一歩、歩くたびに周りでハラハラしながら手を出そうとする四人を諌めながら、ナナリーは成長してきたのだ。確実に一歩を踏み出すたびに、隣で嬉しそうに笑ってくれる人の存在があったからこそ、格段と回復も早かったのだろう。見える眼で見る四人は揃いの制服姿でナナリーの隣に必ず居てくれた。この七年間、四人がナナリーの傍から離れたことは無い。
 それが、とても有難かった。
 この一軒屋に移ってきたのは去年の事だ。兄やスザク達が卒業したのを機に、この家を購入し移り住んだ。
 築年数の古い、少しだけ枢木神社の雰囲気を残した和風の家。此処がナナリーの全てだ。
 帰る家なのだと、そう思う。






「…どうした、ナナリー?」


 不意に黙り込んだナナリーに、ゼロがそう気遣うように声をかけてくる。小首を傾げて顔を覗き込んでくる、その互い違いの瞳にナナリーはそっと微笑んだ。


「何でもありません、ゼロお兄様」


 そう言って、軽く首を振る。
 四対の瞳が心配そうに見つめてくるのに、ナナリーは嬉しそうに頬を綻ばせて菫色の瞳を眇めた。


「幸せだなぁって、想ったんです」


 大好きです。そうナナリーは茶碗を持ったままで呟く。
 その言葉に、嬉しそうな表情を浮かべた四人に。ナナリーは更に笑みを深めると、手に持った茶碗からご飯を口に運んだ。















2013/01/27

季節感が全く無視されていますが、作中は残暑です。紫蘇とみょうがと生姜で察して下さい……。


お家のイメージは某『○×□△のうた』。
長男→スザク兄(スゥ)
次男→スザク弟(クゥ)
三男→ルルーシュ
四男→ゼロ
長女→ナナリー
な家族設定です。
タンポポはアーサーで。



あのお話のままのパロでやるには、ちょっと無理がありすぎました。
なので、財務大臣な三男君にはルルーシュを。長女ちゃん設定も追加で。ゼロはナナリーは四男君設定です。
破天荒な長男さんとおかまな次男君をスザク達に当てはめるのは端から諦めました。あの二人のキャラは無理ですよーーー。


そのうち、プリン欠乏症状なルルーシュを書きたい………っっ!!!!!